毎年2月4日は「ワールドキャンサーデー」です。世界中のひとりひとりが、がんに関する意識を高め、知識を増やし、がんに対して行動を起こすことを目的として、世界が一体となって各地でさまざまな取り組みを行う日です。

この度、2月4日にいわき市文化センター大ホールにて、「令和5年度 いわき緩和医療研究会市民公開講座 ~いわき市民の皆様のための緩和医療~」が開催されました。今回は多職種による講演とパネルディスカッションの構成で、「ソーシャルワーカー部会」の講演を福島労災病院の千葉和義 副会長(浜方部)が担当しました。当日は土曜の午前中にもかかわらず、大変多くの市民の皆様にご来場いただきました。

どの演者も「診断早期からの緩和ケア」、「多職種連携(チーム医療)」、「意思決定支援・ACP(人生会議)」といったキーワードに繰り返し触れ、いわき地域の専門職同士の関係性や強い絆が感じとれる内容でした。